会長の時間2023年11月16日
皆さんこんにちは今月はロータリー財団月間です。
この財団については委員会タイムなどで本日より詳しく卓話があります。
先日のガバナー公式訪問の際の懇談でも触れられた話題で長期計画員会の話を少ししたく思います。
その前に今、地区ではご存じかと思いますが、戦略計画委員会のもと(これは各地区・各クラブが将来のビジョンをはっきりと打ち出すとともにその方向性と年次目標を明確にする「戦略計画の立案作成」を奨励しています。
2700 地区にも地区戦略計画員会をもうけて地区の長期的目標と地区内クラブに対してそれらの達成のために的確な指導を推進することを具体的に行っています。
2700 地区でも2020 年から2025 年の5 か年計画があり、マイロータリーの活用と推進、DLP の定着、CLP の推進、研修委員会の設置と実効的運営の定着(地区研修委員会は2020 年発足です)、RLI の推進では今後5 年間に地区内の500 名の履修を図る、新クラブの結成(人口動態や人工マップにより新クラブの創設と統廃合までを視野に入れる)ロータリー財団と米山記念奨学会の目標を掲げて毎年の進捗状況を分析して目標達成の道筋をガバナーエレクトに提案する(財団の地区目標は年次基金一人150 ㌦、ポリオプラス30 ㌦、合わせて一人180 ㌦ですPHS2016~2021 年度で10%(2016~2021)米山記念奨学会普通寄付を一人10,000 円、普通寄付と特別寄付を足しての一人平均寄付額が23,000 円、特別寄付者割合50%以上などあります。
また、毎年検討する事項としてガバナー賞の提案、会員増強の地区目標、その中に40 歳以下10%以上、女性会員を15%以上など、会員数20 名以下が10 年以上継続するクラブの統廃合の検討を行う、危機管理委員会の地区研修・協議会での説明を必ずする。
があります このような背景のもと地区の委員会が数字的や定量的に計測できる目標をクラブとともに達成できるように活動をしていることは私たちも実感されていると思ます。
そこで、私たちの所属する各クラブにも重要な今後のビジョン、目標、計画を進捗管理する長期計画員会の重要性を話されました。
現在のところは残念ながら委員会活動はほとんど行われていませんが、他クラブでは問題点や今後の方針としてビジョンや活動のために計画が必要な物事は勿論、対地区との協議事項や申請事項などで期をまたぐ検討にはこの長期計画委員会を利用されていますとのことでした。
例えば本日のロータリー財団での地区補助金とかですが、1 月の資金管理セミナーに出て、2 月末までにMOUの締結書を結び、4 月末までにプロジェクトの企画、見積もり、申請書の作成をおこないます、そして財団員会では8月にRI から地区補助金の承認がおります。
この中で、私たちクラブではまだ、4 月の中旬くらいに初めて次年度の委員会が動き出しますので難しいですよね、例え前年からしっかり委員長が準備と計画を練ってあっても理事会や会長幹事との強力な後押しやクラブの理解がなくては難しいです。
ところが長期計画委員会を利用してこれらの準備を前年から始めているクラブが増えているようです。
ですので申請の数も増え、プロジェクト内容も充実して補助金の交付も増え、足りない状態になるとガバナーも言われておりました。
この委員会には会長経験者や当期会長、エレクトなどで構成をしておれば、なるほど準備は万端に進められるはずです。
他長期計画では福岡西RCでは70 周年を久留米中央RC では衛生クラブなどを対象にもしています。
できれば今期から長期計画委員会活動を始めたく思います。