会長の時間2024年5月23日
皆さんこんにちは。
今週はクラブ協議会も行われ、本当に67 期も終りに近づいている感はあります。
例会の前と後には68 期の色んな委員会が行われているのを見ると頑張ってくださいって思ってしまいます。
これは他人事という意味ではなくて、やはり私自身会長をした後と前ではロータリーもですが、クラブや事業についてが自覚してきました。
先週も会長の時間に申し上げてきた、皆さん独自の生業を通じて集積された職業感とその職業奉仕の実践を清く正しく公明正大にすることで気づくことがこのロータリーの本質です。
その結果果実となって提供できる社会奉仕や青少年奉仕や財団や奨学会の活動にはやはり皆さんのオリジナルがあってこそです。
何度も言って申し訳ございませんが、そのために各職業分類での会員増強を行い、会員の奉仕の気づきや機会を増やすことです。
それは奉仕のアイディアを会員数だけ増やすことであり、実践の効果、つまり地域にインパクトある活動へと確率を上げます。
ここで言う会員の数だけ奉仕のアイディアはあるクラブにとって財産であり有意義で実りと刺激あるクラブ奉仕・親睦活動となります。
このことについて少し深くお話をしたいと思います。
なぜならば私たちがロータリークラブに入会をして活動するということの趣旨であり、本質の部分です。
特に入会間もない方のご自身で考える機会として私の経験と生半可な知識というより妄想で聞き流してください。
互恵的な職業の利益をクラブ内で会員が納めることは昔からありました。
それがRC が始まった大きな理由の一つでもあります。
今でも最初はRC の仲間として知らない人より知ってる人として、そして次には第一線で経営やマネジメントをされる会員のなかでその振る舞いや経営力をうかがわせる人としての魅力や信用などで、ビジネスのきっかけは十分にあります。
現代は昔と違って地域経済が厳しく新設の事業者や起業はほとんど少なくなっています。
その中でもいささか費用の掛かるロータリークラブに入会される方々はすでにご自身の生業にてある程度持続的な経営の実践をされた方々であると思います。
前回も申しました、経営とは奉仕の科学であるという言葉を引用すると、つまり、すでに皆さんには自身のお仕事や会社の利益のために、商品やサービスが顧客や世間に受け入れられるかを日々向かい合っておられます。
分析力と様々な経験や企画力そして実践力を行われた方であります。
この結果が利益として得られ続けることは顧客のための経営という奉仕の科学を続けていることなのです。
これがあまりにも自身の利益に偏ることなく、他社へのサービスを第一に考えることで結果として自身の精神的な満足、同時に事業や経営の数字としても利益を得られる。
この利他と利己が一致する状態が「奉仕の理想」であると思います。
更にはその時に理想だけを述べるのではなくあくまでの戦術の経営・事業の実践をすることです。
これが決議23-34 に至ったロータリーの当時の背景でもあります。
私が今回話す部分はこの職業が社会のためになる状態が奉仕ということだけではなく、その大きな精神的満足を得るプロセスです。
職業を公明正大にしようとする顧客のためを思うときの思考とアイディアが実践され証明されたときに大きな精神的満足は得られます。
ここで言う精神的満足とは儲かったお金で時計や家を買うのではありません。
それは自己の利益の精神的部分で何かれ顧客や社会に喜ばれる、評価される、承認されることによるものです。
その様なアイディアと思考を持たれた方々が様々な職業人として直方RC に集まり、事業と同様に当たり前のように今必要な奉仕活動を分析と企画し、実践できる幅と質と力を得ることになるからです。
これが会員の数ほど奉仕のアイディアがあるという事です。
数字が目標ではないのですが定量的にクラブとして実感するために現在年度末の予定で38 名の会員です。
本当にありがとうございます。
62 期佐々木会長を最後に42 名下回っていました。
会員2 名で40 名台へと復帰できます。
あと一ヶ月あります。
何度でも理事会をしますので最後、皆様にご協力を賜りたくお願いを申し上げます。