会長の時間2024年９月19日

皆さんこんにちは、今日は9月１２日、二十四節季では「白露」でセキレイが鳴き始めて燕が去っていきます。
そしてあと１０日もすれば二十四節季では「秋分」秋のお彼岸です、今日は少し硬い話をさせて頂きます。
小生前職ではトヨタ自動車と関係のある会社に勤めておりました関係上トヨタの生産方式を徹底して学び実践をしました。
又そこでNPS研究会というトヨタ生産ラインをリタイヤーされた方たちが立ち上げられた会社に於いて、トヨタ生産方式のトレーナー資格も取りました。
トヨタで実践されている「JUST IN TIME」とか「サイクルタイム」、「かんばん方式」、「工程設計」、「改善」と言った多くのキーワードが有りますが、私はトヨタ生産方式はその「基本思想」がしっかりとある事だと思う訳です。
地球上に有って最大最強と言われた恐竜はその図体の大きく小回りがきかず、結局地球の環境変化に対応出来なかった。
企業も同じことで、大必ずしも強ならず小も又弱と言えない。
むしろ環境の変化に迅速に対応できる力を持っている事こそが生き残れる力を持っていると言っても過言ではありません。
そして「生き残る価値ある企業」とは「人間を大切にし、物を大切にする企業である」ここにおいて人間尊重が原点であり、人間尊重の心は時代の流れやその時のニーズにかかわらず「変わらないもの、変えてはいけないもの」であります。
人間一人ひとりの限りある時間を一秒たりとも無駄にさせない「心がけ」で有り、「行為」を伴って実現されるものであります。
日本は無資源国と言う認識で考えた時、加工したり、新しいものを作り出していく典型的な二次産業の国であり物つくり無くしては成り立たない国である。
ものつくりの技術の優劣が国の存続の大切な原点と言っても過言ではありません。
その事に於いて、あらゆる「無術の優劣が国の存続の大切な原点と言っても過言ではありません。
その事に於いて、あらゆる「無駄を排除する」事によって経営効率の向上を図るプロセスを「基本思想」としています。
無駄が経営効率の向上を妨げることは事実です。
何が無駄で何が働きかを見極めるには「人間尊重の心」無しには見えてこないと考えられます。
少し硬い話になりましたが、生き残る価値ある企業とは人間を大切にし、物を大切にする企業である。
ここにはロータリー活動と共通するものがあると言えます。

お知らせ

2023.09.26