会長の時間/2023年8月17日
本日は今月より、会員増強月間になります。
私はこれから新会員になられる方は勿論、皆様の周りにいらっしゃる新会員候補の方に伝えたいことがあります。
ロータリークラブに触れ、体感しその哲学を理解をされ、実践されることで人生の大なり小なりの糧になることです。
なぜならばこの直方クラブにはロータリーを通じて多くの人格者となられ地域社会や経済にはなくてはならい、また、ロータリークラブの国際的活動にも寄与されておられる先輩方ばかりがおられるからです。
ですからまずは先輩方のまねをすることです。
こう申しますと、会員皆さんはけげんな顔をされるかもしれませんが、新たな新会員はそれほどの期待を抱いていることを我々は忘れてはいけません。
時間とお金を使う以上は自分とロータリークラブというそのコミュニティに目的を感じなければ動きません、更に重要なことはその候補者に私たち現会員がなぜ、あなたが必要で期待しているかを常にロータリーの中核的価値観と理念から説明し、お互いが積極的に理解していくことです。
その場所や実践が例会であり、クラブ奉仕事業であり各々の職業奉仕に表れていきます。
委員会の分掌で責任や担当が決まっているように見えますが、先ほどの会員増強や新会員のオリエンテーションは現会員全体で行うべきだと考えます。
新会員が入ると私たち現会員にも、クラブにも新たなアイディアや職業奉仕観など私たち自身とクラブの活動を豊かにするからです。
私たち既存会員の皆様も是非ともここでDEI(ダイバーシティ・イクィティ・インクルージョン)の理解と実践を行いましょう。
ロータリーをどこからであれ、最高の人材、最高のアイディア、最高のパートナーシップを受け入れるオープンな組織にすることです。
開放性と多様性を受け入れることができなければ固定・既成観念にとらわれて変化する社会や課題に取り残されクラブは停滞します。
それは私たちの奉仕事業や活動が的外れになっていくことであり、存在が認知されない危険な状態です。
そのような事態を回避しクラブを次代へと続ける持続性を高めるためにもこのDEIの視点が重要であるのです。
新たな会員やアイディア、社会的インプットを容認し新鮮な組織であり続けることが新たな事業・インパクトある事業のスタートとなります。
前々回のクラブ奉仕委員会フォーラムでの公共イメージ向上」の取り組みもロータリー活動の社会における成果のマーケティングと申し上げても過言ではありません、2700 地区をはじめ各地でこの取り組みが重要視されています。
新鮮で活力あるクラブには特に既存会員の方の日頃の職業奉仕によるマーケティングとアイディア、更に新会員や新業種の会員による未知の職業感や理念をDEI の観点から融合させることを行っています。
まず、DEI が存在する直方クラブへと進めていきましょう。
新会員に対して、また入会間もない会員との興味とかかわりを深めて下さい。
そのお互いの考えや主張を開放的に、多様性を認めながら時間を共有することもクラブの活性化につながる親睦活動ともいえるのではないでしょうか。
今期のスローガンにある「気づこう、行動しよう、共有しよう」の「気づこう」はこのことを表しております。