会長の時間2024年2月1日
そろそろいろんな新年会等も落ち着いて、皆さん方も今年度に取り組みたいことや新しく行いたいことが動き始めたころではないでしょうか。毎年思いますがとは言いつつもう1 月は終わっていくのです。
今月は職業奉仕月間です。前回のフォーラムでも会員の方がた、それぞれの職業奉仕についての考え方があるようです、私自身も今期は会長としてお話をさせて頂く機会も多く、私なりの職業奉仕、といってもロータリーで気づかされることを基に自身の考えを述べています。その中でも、やはり数ある奉仕団体や異業種交流団体などと一線を引くのがこの職業を通じての自身の成熟とクラブ・会員同士の成長、そして地域・社会の救済と発展につながることは大事だと思っています。それを私は信条にしようとしています。古典的ロータリーといわれる時代や現代でも最終的にみずからの職業や日々の生計活動の成果が社会の救済と発展につながることであれば途中はどうでもよいと思っています。人それぞれのやり方や考え方がありますから。ただ、腐敗や不正などに至らず、またモチベーションと目標を高めるためにロータリークラブの中核的価値観や会員としての「らしさ」に沿うことでその可能性を高める、これがロータリークラブなのかなと思っています。
これまでの話し方で~だと思いますや、~です。このことは大きな違いがあると教えて頂いたことがあります。北九州市立大学でMBA を取得する際に何度も講義を受けた名誉教授であった斎藤教授です。「藤永さんは社会人で経営者、つまり意思決定をされる立場ですよね。日頃は私は学生たちにはあまり言わないのですが、一般的な現象や事象については憶測ではあってはいけないので~だと思いましょう。す。という表現はよくわかりますが、ご自身の考えや、意思は~です。とはっきりされたらどうですか。」といわれました。なるほどと気づかされました。でないと会議でも議論も深くなりませんし、もちろん自分の意思もやり遂げなくてもよい言い訳になりますよ。自分の意思ははっきり肯定して放ちましょう。今の政治家などははっきり言いませんよね。ともいわれました。
そのことを今でも教訓としています。ですのでいろんな場で話をする際には気を付けるようにしています。
私は藤永会長を支えていきたいと思います。と私は藤永会長を支えます。 もう全然違うじゃないですか。言葉を発してそれが現実になることもあります。躊躇されている時こそやってみましょう、皆さんも一度気を付けて自身の言葉に「思います」を使ってないか考えてみてはいかがでしょうか?
本日はアッセンブリとなっています。良い機会ですので本日は自身の意思には「です」「します」で言い切ってみてください。