会長の時間2023年10月5日
本日は観月例会で、会場を変えての開催となります。
親睦委員会の皆様には毎度の準備・設営に本当にありがとうございます。
初めての例会場でワクワクしております。
さてご存じの方も多いかと思いますが、この観月、つまりお月見は中国から伝わった祭事で平安時代頃には直接月を見るのではなく酒杯や池に映った月を見て楽しんでいたようです。
皆さんが思う団子や供え物はなく宗教的な要素もありませんでした、それが普通の平民では満月を眺めるお月見が行われるちゃんとした理由もあったそうです。
やはり貴族と同じようにきれいで風情があり、満ち欠けをもった生命観あるシンボルとして美しさにひかれ愛でる習慣ですが、本当は農作業・収穫の夜にはその明かりに助けられとても感謝をし、さらには収穫のお祝いとしての意味を含まれるようになったそうです。
そこでお供え物を置く風習になりました。
芋名月と呼ぶ地域もあります。
本日は皆さんで一緒に月を見て楽しく時間を過ごしたく思っております。
特にさつき会の皆様もご参加ありがとうございます。
観月会の出欠に関しては案内が遅れたりと大変失礼しました。
開催の連絡や出欠の返事を会員に聞いてきてもらうようにしておりましたが、まさか皆さんが出欠どころか観月会の開催の連絡を奥様にしないかもと疑われているとは思ってもみませんでした。
妻もあわてて文書発送連絡を行った次第です。
その際にあんたもそう思うよ!みたいな目で私も見られていましたが。
皆さんロータリークラブ会員として信用と高潔性にあふれているのに身近なひとから疑われている事実を目の当たりにしました。
私たちも間違った印象やどちらが本当かよくわからないことが多くあります。
今週は第3 グループの国際委員会が八幡で行われ金子委員と国際奉仕委員長の能登原さん、私でお伺いしたのですが、なんともその会場に集まった地区委員や関係者での金子さんの人気と信頼の高いことを目の当たりにしたのです。
私と能登原さんは最後まで夢を見ているようでした。
帰りにたくさんごちそうになり、意味が分かった気がしました。
人にどのように映っていることはなかなかわかりませんし、勝手に決められるものかもしれません。
ですから今夜の月のように正直に光を受けて正直に照り返し、目の前の雲を追い払うこともせず、自然な姿をすることが長く愛されることなのかもしれません。