会長の時間2024年3月14日
先々週には国際奉仕委員会の事業で台湾の東海ロータリークラブとの交流を行ってまいりました。
なにぶんですが、妻を同伴させて頂き、皆様には大変ご迷惑をおかけした旅行と、もとい、視察と意見交換事業でした。
特に初めての海外旅行であった妻には思いで深いものだったようでして、帰ってからもう一度グーグルアースで楽しんでいました。
内容は本当に素晴らしいことの連続でした、東海ロータリークラブの会長は日本人で、当日意見交換会に参加された方のほとんどが日本人でした、また、その場でも日本語での会話でレストランでの食事も盛り上がりました。
何と、聞くと例会でも日本語で行われておられるようで、ビジネスでも日本や九州とは縁が深いことを実感しました。
その大きな理由の一つに米山奨学生を経験されたメンバーが多く設立にも影響を感じられることでした、この辺についてはまた報告会等でお話をしていただければと持っています。
海外で、男ばかりで、外国語の中で雰囲気を楽しめて頂けるか永冨夫人や堀夫人と私の妻を心配しておりましたが、女性の会員は勿論、日本語で紳士的に会話を弾ませて頂ける当クラブの男性とは180 度違った東海ロータリークラブの会員さん方でした。
特にサンリオ台湾の社長をされている女性が大変話が面白かったらしく私の妻は意気投合しておりました。
サンリオキャラクターのクロミちゃんについて意見を述べて聞いてもらってうれしかったと申しておりました。
なにか10 歳前後の男の子にも受け入れられるキャラクターを考えているようで、クロミちゃんの彼氏シリーズを提案していました。
その中で私は衝撃的な再会をするであろう序章がありました、今から30 年近くまえに上海で一人修行中の私は(理由は父親に勘当同然で東京と逆方向に1 時間半飛行機で向かうと上海でした)上海では日本料理屋さんやカラオケ店でアルバイトをしながら紹介元の会社のおしぼり用の生地を輸出したりしていました。
当時は日本企業が先だって事務所を出してチャイナ企業や市場に参加しようと必死でした。
ただ、まだ外国人が泊まれるホテルや居住する地域や場所が限定されていました。
コンビニもなく、家族同伴で来る家庭も少なく、日本人学校ができたのもだいぶん後だと思います。
そこで中国の法律の中で日本人がお仕事をするのは難しく(繊維業と衣類業者は昔からありました)名だたる都銀が金融業務も行えないまま視察や調査業務に追われている時に現地中国企業に日本製の中古機械を香港経由や台湾経由で販売したり。
代金の代わりに株を担保に決済したりするすごい会社と営業マンを目の当たりにしました。
その会社が欧力士です。
その当時の日本から来たO さんと私はいつも連れだって現地人の経営するお店や屋台、飲み屋さんを回って情報収集にといいながら遊びまわっていました。
特に海外にきている商社や中国とヨーロッパ企業に話など教えて頂き、勉強になりました。
しばらくして移動になったO さんとも連絡が途絶え、すでに忘れかけていました。
しかし、東海ロータリーに欧力士の社名と社長であるS 様に今回お会いし、その思い出を話したところ、なんとS 社長はOさんの一つ上でその当時はアメリカにおられてたそうで、いまO さんは会社は変わっているが連絡が取れるということで、メールをやり取りさせて頂くご縁となりました。
本当にお互いうれしく、今後もビジネスの話を盛り上げたいと思っています。
ちなみにですがO さん曰く、台湾欧力士のS 社長は日本の会長のM 氏の懐刀だそうです。
ですので定年を終えてもアジア情報と戦略の顧問だそうです。