会長の時間2024年4月18日
皆さん、こんにちはもう来週には地区大会を迎えますし、次年度の事業計画委員会がはじまります。
そろそろ終わりを迎えつつあることを実感しております。
そのあとには次年度の2700 地区クラブ協議会もすぐに行われます。
その中でも私自身も皆さんも接する地域も対象は変わらないことですが、そこで注意しなければいけないこと、それは奉仕の気づきだけは新にしておく必要があること。
これが今日のプログラムでありますクラブ研修と研修リーダーの意義であると思っています。
私が思うに万年同じのロータリーではいけないということです。
生業と同様に奉仕のニーズをとらえているかをクラブの組織や活性化として行えるように会員を刺激し、的確な奉仕活動を計画、実践を行い更なるクラブの影響力を高め、会員同士の波及と高度な親睦がおこるように牽引を図れる人がクラブ研修リーダー、委員会であります。
地域ネットワークはもとより、直方クラブを人道的奉仕活動の世界的ネットワークの単位となるようにすることであります。
その背景には日本やアメリカにおけるロータリー先進国での会員数の減少が理由にあります。
アメリカは1994 年の42 万人から30%の減少、日本も1997 年の13 万人から2022 年には37%も会員が減少しています。
この流れを受けて2011 年にはRI では公共イメージ向上のための予算を倍にしました。
それと同時にきっかけとなったのが大がかりなアンケートでのロータリーのイメージです。
多くが●知らない●目的が分からない●経費が高い●閉鎖的でエリート主義などがあり、イメージはよくありませんでした。
その管理の枠組みとして2004年にRI ではCLPクラブリーダーシッププランとしてクラブの組織編制(委員会)に対して会員増強と広報の重要性を唱えました。
これは最少人数のクラブでも基礎的に奉仕活動の委員会と同様に重要であるとの見解です。
その払しょくと地域社会へのクラブの活動を広めて好ましい団体としての公共イメージの向上が会員増強につなげる為です。
そしてもう一つ重要なこと、私はこれが大事と思いますが、クラブ研修リーダーというクラブレベルを超える指導者育成です。
2010年にRI の長期計画で「ロータリーの本質」が採用されます、これはロータリークラブとは「地域の人々の生活を改善したいという情熱を社会事業に注いでいる、献身的な人々のネットワーク」ということです。
2011 年4 月号のロータリーの友にて当時の松宮剛(RI 理事で茅ヶ崎湘南RC)さんの言葉ですが『クラブ研修リーダーやクラブ研修委員会の役目とはRI が近年ロータリーを考え直し、クラブの意味を再定義した事実と結びついており、人道的ネットワークを構成する1 単位としての私たちクラブが基本的な力をつけた上で十分にネットワークを十全に機能させるためにクラブ研修リーダーを誕生させたということであり、かつてのロータリー情報委員会のように、単にロータリーの歴史や理念を一方的に伝達するだけでは不十分な状態である、クラブを超えた情報を受けたロータリアンが実践の重要性に目覚め、複数のクラブの奉仕活動や展開に必然的につながっていく(ネットワークを形成する)成果を目標とした研修リーダーと研修委員会の存在である』といわれています。
すいません、エレクトの時にRLI などで指導をうけておれば研修リーダーの重要性を理解しとその計画を今期進めたかったです。
しかし、わからずとも今までの会長の時間の内容は的を射ていたと思います。
更に重要なことはこの後のプログラムで話があると思いますので、皆さんしっかり聞いてください。